さてすっかり間が開いてしましましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
胡蝶の夢です。 |
今回はオレンジダウンさん、いちえいさんと一緒にかすみがうら市にあるフィッシングDoDoo釣行の後編となります。
前回の記事はこちら。
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さて前回、朝一の釣りと事前予測について記述しましたので、続きから。
さてここでアタリが出せたので次に「レンジコントロールとバイトの見極め」をおこないます。
正確には、前回記述した「カラーローテーション」と「g、速度の割り出し」、今回の「レンジコントロールとバイトの見極め」は三種同時進行で進めて行きます。
理由は平行進行していかないと見極めるのに時間が掛かるからです。
とは言え、慣れない内に三種同時進行すると思考が追いつかなくて迷走しやすいので「カラー」と「g、速度の割り出し」に意識を向けたほうが釣果が出易いです。
なぜならば、
魚の活性がある程度高ければレンジがずれていてもバイトしてきてくれるからです |
実はこれ初級者、中級者が陥り易い穴で、所謂ハウツー本や有名人、著名人の方々は口をそろえて「魚のレンジに合わせてルアーを引くんです。」と仰います。
間違ってはいません。レンジを合わせたほうがアタリは多く出ます。
問題は「初級者、中級者」が魚のレンジ見極めてルアーのリトリーブスピード合わせられるのかってこと。
・・・・・・・・そんなん無理くね?それが出来たら皆もっと釣れとるわ。 |
と思ってしますのです。
なのでここで言う「レンジコントロール」はザックリです。
今回の使用ルアーは1.4gBFでカウントはボトムまで5~6カウント、幅があるのはフリーで落とすのとカーブで落とすので誤差が出ます。
フォール中のアタリも掛けたい時にはカーブフォール、ボトムまで早く落としたいときはフリーで落とします。
私のカウントの仕方は1秒1カウントで固定してます。
固定できるまで暇なときに腕時計の秒針と一緒にカウントして身体に覚えこませます。
自転車の乗り方と一緒で一度覚えこませればまず忘れません。
話を戻して探るのはザックリ「表層」、「中層」、「底層」です。
今回のフィールドはそれほど水深が無いので楽ですが0~2カウント「表層」2~4カウント「中層」4~6カウント「底層」として何処に魚が多いかを探っていきます。
この三択で後は総当り、三択ぐらいだった何とかなりそうでしょ。
「カラー」10色「g」0.5、1、1.5,2,2.5の5種類として全パターン総当りしたとして252パターン程度、釣りをしていく中で脱落していく物も多いので実際はもっと少なくなりそれを最終的にレンジでふるいに掛けて残ったものでローテーション・・・・・・・
カラーが4色、gが2種類程度ならたったの6パターン程度になります。
ま、言うのは簡単ですけどね。 |
こればっかりは、地道な経験値と見極めが露骨に出る要因だと思います。
正確なレンジコントロールは意識しながら釣りをすることで着実に出来るようになる技術の一つです。
今回はBF0.9、1.4の順で反応が良かったので0.9で探っていくと・・・・・
2~6である程度アタル。
感じから前回の記事にあった「手前の透明度」を参考に沖側も0~2カウントぐらいは澄み水が入っており2~3ぐらいのカウントレンジを下から喰いあげてきているのではないかと推測します。
ってことはレンジを合わせるなら3~6ぐらいに魚が居ると絞込みが掛けられる。
ちなみに探るときは基本、上のレンジから、理由はなるべく魚に引いてるスプーンとラインを見せたくないから。
この辺は長くなるのでまた次の機会にでも。
さてここで、「あえて外すレンジコントロール」も行っていく。
なんのこっちゃと思うかもしれませんが実はレンジを外したほうが反転系の強いアタリが出せることも多い場合がある。
なぜならば、魚のレンジを上下にあえて外すことによってバイトした魚が定位していたレンジに戻ろうと反転してくれることがあるため。
特に魚のジャストなレンジよりも上のレンジを上手く引いてやると意図的に起こせる現象です。
今回の状況では0~2カウント位の棚に澄み水が入っているので、カウント3が下から喰いあげてくる上限と考えて丁寧に引いてやると予想通り「トン」とアタッテHITしていたのが「ゴン」と大きなアタリに変わった。
魚の活性やスレ具合によってアタリ方も変わったりレンジを外すとよくなかったりするのでケースバイケースで意識していくと釣りが変わってくると思います。
最後にご一緒に釣行させていただいた方との話の中によく出る「簡単には釣れないけど難しくない」と「今日の魚は厳しい、難しい」の違いについてです。
「入れ食い、入れパク」g、カラー、レンジに拘らなくてもアタリが出て十分釣れる状態です。
「簡単には釣れないけど難しくない」とは今回の記事の中にあるような、レンジコントロール、g、カラーで絞り込んでアジャストしていけばアタリが出せる状況です。
「今日の魚は厳しい、難しい」上記のように絞込みを掛けていても水温、魚の密度、フィッシングプレッシャー、水質、その他諸々の自然および人的要因により魚が口を使わなかったり、動けなかったりする状態。
これが一番堪えます。プレイヤー側が何をしようと魚が動けなければやっぱりHITまでは結び付けられません。
ちなみに「昨日は良かったけど今日は全然駄目!」みたいに前日との明らかに違いが出ることがありそんな話も良く聞きます。
バッサリ行くと自然相手、生き物相手の釣りなので同じ日はない。ってところ何ですが細かく行くと。
昨日自分が良かったってことは周りの人も良かった・・・・結果魚にかかる人的プレッシャーは上がり針に触った魚、ルアーを見た魚も増える。
昨日は人が少なかった、今日は倍ぐらい・・・・・釣り場のキャパシティーにも因るがフィッシングプレッシャーで食い渋っているいわゆる釣り場パンク状態。
前日は曇っていた今日はドピーカン・・・・日照パワーがまるで違うので自然の環境変化で魚の活性が変わった。
昨日は寒かったけど今日は暑い・・・・・急激な気温変化で水温が安定せず魚が変化についていけない。
適当に考えてもこのぐらいはすぐに挙がって来る。
そんな中でも絞込みができるとそれなりには釣れる様になります。 |
ではまた~~~(`・w・´)ノシ |